週末!藤田嗣治展!雑感☆ | 男子自ら進んで厨房に入るべし

週末!藤田嗣治展!雑感☆

はい。早いもんでもうロースクール生活も一週間が経ちました。

中学校受験以来のお勉強なので正直、戸惑い半分、新しく吸収する喜び半分という感じで毎日を送っております。

大学生時代は特に意識しなかった休み。金曜日(通称ハナキン)からサザエさん病に至るまでが自分の休みというわけですが、休みの大切さをかなりナメてた。


マジ猛省です。

知ってる人は知ってると思いますが数年前の携帯のアドレスなんて「mainichiganatuyasumi@ezweb.ne.jp 」(もちろん現在未使用。)だったもんな~

舐めてるとしか思えん。なつかしき「毎日が夏休み」まぁなんて昔を懐古しててもしょうがない。


自分が今いるフィールドで結果を出せて何ぼの世界。

というわけで、土曜日は午後から休みを有意義に使おうと、

現在国立近代美術館で開催中の「藤田嗣治展」にいって参りました。(開催期間3月28日から5月21日)

藤田嗣治

もうソメイヨシノも終わりに近く八重桜が台頭してきた午後の皇居を眺めながら。(写真)

                     皇居

この藤田嗣治っていう方、いろんな意味で謎でした。

が、定評のある乳白色は確かに一見の価値あり!!ただ、絵画に対する知識の乏しい俺が絵について語ってもダメなので、今回の展覧会をみてといった所に焦点を置いてみたいと思います。


今回のように画家の人生を時系列順に展示していく方式というのが個人的に好きです。それは、時代背景とあいまってそしてその画家の自己表現としての作風がその時々で変わっていくという過程が見渡せるからです。ピカソだって時代によって全然違うし。


 例えばその画家のそのとき愛した人がどうかかれているか、その時代がその画家にとってどう目に映ったか等など。

 そういった観点から「藤田嗣治展」を見てみますと、1910年代(日本にいた頃)から初めて渡仏するまでの画風、題材と渡仏してパリにて活動を始めてからの画風、主題、といったものの間にあるはっきりとした違いを見て取ることが出来、彼が自分の画風を構築していくなかで、パリという場所で彼が出会った人たち(結構大物が一杯。)そして街の空気というのがいかに影響を与えたかということが見て取れます。


 よき仲間と、よき場所で切磋琢磨出来ることは何事にも変えがたき財産になっていくのだなと。


 また、この人フランスにほれ込んじゃって結局戦後、再度渡仏し、宗教画も残しながらレオナール・藤田となり定住してしまうのですが、ここまで惚れ込める街パリに一度は行ってみたいなと月並みに思いました。   

 

 本来ならもっとこの絵がこう良かった!!とか、藤田さんってこんな人!とか説明すると分かりやすい日記になると思うのですが、文章力と明日のタスクを考えると一番強烈に残ったことのみを書こうかなと。んで詳しく知りたい人は↓見てください☆http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html   


 というわけで、今回の企画展で感じた一番自分にとって重要な事は、限りある時間の中で、自分の戦うべき場所を見つけ、そこから逃げず、負けず、時に仲間たちから良き刺激をうけ、信じるもののために日々邁進していくということでした。そして大切な人を大切にしていこうと。  


 藤田さんの生誕120周年記念の企画でしたが、このおっさん(失礼)イキオイありすぎる。(イキオイ大好きな私としてはホクホク!!)

 まぁ画風もさることながら奥さんもよう変わるし。う~ん 「英雄色を好むとはよく言ったもんだ。」なんて。

 

 とにかくお勧めです!!下調べなしでも十分楽しめました。


 中でも 「私の夢」1947 藤田嗣治 が私のお気に入りになりました。


ポストカードをかったので明日デスクに貼ろうと思います。


よっしゃ!!一週間始まるぜい☆